8/13 3日目 晴れ
本日も朝から晴天で、6時過ぎの段階でもう既に暑くなり始めてます。ラジオからは道内各地の最高気温が35℃になるとかならないだとか聞こえてきてますが、北海道含めて日本中が熱帯圏に入ってしまったかのようです。
これが今回のツーリング中、最も多かったTシャツの上に
プロテクトスーツ着た装備スタイルです。
正直、まともな人には見えないようです(汗)
こちらへ来るまでは、この上にジャケットを羽織って
ちょうどイイ塩梅かと考えてましたが、
来てみてのこの暑さでとてもとても・・
たかおさんがこの格好に興味を持ったらしく、
いいな〜、いいな〜と昨日から連発してましたが、
いよいよ写真撮らせろとか、下のTシャツは脱いだほうがイイとか、
暑さの為か朝から意味不明状態です。
いよいよ待望のパンケに突入しました!
が、筋一本間違えていて、地獄の深ジャリ登坂です。
登りで失速させて地獄の途中で止まってしまい、
この状態から再発進を何度か図りましたが無理とわかり、
今度は地獄の後ずさり・・・
2度目のトライで何とか登り切りましたが、後続のBaja乗り氏は
タイヤがオールテレーンなんで食いつきも悪く、
のた打ち回った末に横転大往生を遂げられました・・
登り切った先にまだ坂が続くのを確認し、やっと鬼軍曹(復活おやじさん)から撤退の命がくだり、分岐まで戻って一服ですが、すでに汗みどろの熱中症一歩手前のボロボロ状態です。
まだこれから100キロ以上林道走るっていうのに・・
やっとパンケニコロベツ林道に入りました。
気持ちイイ道ですね〜、フラット、適度な直線とコーナー。
30キロ一気走りです!
まさにオフ車天国であります!
って、ちょっとジャリコーナーあるとビビリ入りますが・・・
奥十勝峠。
ここでペンケとパンケが合流します。
オフ車乗りの聖地と言ってもイイかもです。
シートカチ林道、ヌプントムラウシ林道と40キロぶっ走って、やって来ましたヌプントムラウシ温泉。
史上最強のカラスの行水男のたかおさんとBaja乗りさんは、暑さで鼻っから湯に浸かる気は無く
復活おやじさんと2人温泉に向かうと夫婦連れの先客がいたので戻ってくると、2人が川に足突っ込んで
気持ち良さそうな顔してるではありませんか。
んん〜、こっちの方がイイな! と、全員ヒエヒエ〜などと歓声あげながら遅めの昼飯パクついたのであります。
曙橋まで戻ってきた時点で14:30。
すでに130キロほど林道走ってますが、
予定では十勝峠まで戻ってペンケを下っての、
更に40キロの行程が組まれてます。
んん〜む、全員暑さでもう無理っしょ!
と言うワケで本日はこれにて林道終了〜
屈足のセイコマに食料&ビール買出しに向かいました。
テン場に戻ってからすかさず向かった先は、鹿の湯の上流にあるテムジンの湯。
ここは復活おやじさんのお気に入りの釣りのポイントで、湯船の脇と川の対面に流れ込みがあるので
仲間内では「十字峡」と呼び合っているそうで、ならばこの湯は「十字峡の湯」がふさわしいという事になりました。
鹿の湯も良いですが、こちらは更にすばらしい景色が広がっており、キャンプ場から少し離れてるんで空いているのも良いですね。
復活おやじさんが今日の晩飯用のニジマス釣りにとりかかりました。湯に浸かりながら奮闘振りを眺めていると、何とも贅沢な気分になってきますね〜
糸を垂らして、すぐにヒットしましたが残念ながらバレてしまいました。が、あれは竿のしなりからしても、かなり大きかったようで、復活おやじさんいわく主だったようです。
ううう〜、チャンチャン焼きが遠のいた・・・
この上流にはいくつか湯溜りがあるようで、すぐ上の湯は川伝いに歩いて行けると聞いて、
Baja乗り氏と後からやって来た2人組の3人が手拭い腰に巻いて裸足で向かいましたが、
暫くすると、血相を変えて戻って来たではありませんか。
何事かと訊いたところ、湯溜りは増水時の土砂で埋まってしまっていて、
佇んでいたところ、裸足の足を蟻がガブガブ噛みついてきたというのです。
んん〜む、裸族殺人蟻に敗れる・・・
裸族出現!
テン場に戻って、復活おやじさん早速虹鱒の塩焼きの仕込み作業であります。
残念ながら、チャンチャン焼きサイズの主はその後ヒットせずでした。
しかし虹鱒の塩焼き旨かった〜、パリパリの皮の旨いコト! また酒がすすんでしまう〜!
昼間の灼熱地獄でヘトヘトになった体に酒が入って、この日は酔うのが早く、
早めの就寝とあいなりました。
本日走行 228Km
(内林道 128Km)