6日目

おはよ〜ございます。 霧に包まれた、何とも幻想的な朝を迎えました。

朝の霧は晴れの前兆なんだよな・・ と自分に言い聞かせてるうちに
霧の向こうに青い空が見えてきました。 むむむ、今日もついてる。

ラジオから流れてくる天気予報では、道北、道東のみ朝から晴天で
西方面から次第に道東に向かって雨雲が伸びて、午後からは全道的に雨模様。
う〜む、進むも地獄、留まるも地獄。 まさにインパール作戦か・・

キャンプ場前の湖畔に出てみますと、何とも美しいコムケ湖が広がっております。 しかし何でこのキャンプ場、コムケ国際キャンプ場などと立派な名前が付いてるんでしょう?
以前はロシア人が大挙してキャンプしに来てたとか・・ 
あり得ないな・・(汗)

今日は3日振りに、ちくわパン焼き焼きの朝メシであります。
コーヒー淹れて、ちくわパン焦げないように優しく焼き焼き・・
なんてやってる時に、突然頭上でカカカカカカッ!カカカッカ!と
突然凄い音がして、ビックリです。
何事かと見上げてみたら、枝の間を鳥が行ったり来たりしてます。

おおさすが北海道! いきなり頭の上でキツツキのドラミング!!

そんなワケで、キツツキの写真撮るのに夢中になってる間に
忘れ去られたちくわパンが、丸焦げとなっていたのでありました・・(涙)
(帰って来てから調べたら、鳥はエゾアカゲラでした)

7時30分、さあ出発です。時間はちょうどいい具合かな・・
で、またまたやって来ました北勝水産〜(自爆)
本日は本当に開店早々で、まだ朝礼終わったばかりって感じでした。

二日振りのホタテバーガー、旨〜い!

能取湖にやって来ました。 この時期は珊瑚草に一面覆われます。
今年の珊瑚草は少し色がくすんだように見えますが、夏の日照不足とかの影響なのか、赤色がちと足りないようです。

ここで北ツー仕様のV君の紹介を。
コックピット中央に鎮座してるのはX-Roadのナビ。 その横の缶ホルダーの缶は灰皿であります。 タンク上はラフロのマップケースR用。 ツーマプR版は耐水仕様なんで、基本的に雨対策はしとりません。

荷物系は左パニアに居住用品のテント、シュラフ類、テーブル&イス。
右パニアには補修パーツと雑物類で1/3は空間空けてます。
緑のコンテナBOXは調理系荷物でほぼ埋められ、その上に衣類を入れたモンベルドライコンテナをネット留めです。
GIVIトップパニアは基本買い物用なんで空けておいて、その上に雨具系を袋に入れて、100均ネットで留めております。  完璧だ〜!
網走市内を抜けて斜里に至ったところで、本日の目玉目的地の一直線坂道にやって来ました。
なかなかの直線具合でありますな。 この後ろには展望台も建っており、一部観光バスも入り込んできてます。

この時点でオホーツク側はご覧の通りまだ晴れ間が広がっておりますが、後ろ側はドス黒い雲が広がってまして
当初知床はパスしてR244で標津に抜ける積りだったのを、どうせ雨にやられるなら知床越えで降られたほうが
諦めもつくだろうというワケで、去年とは逆ルートでの知床越えに向かいます。

素通りのつもりだった遠音別川ですが、観光バスが止まってゾロゾロ人が降りるのを見たら、は〜、もう堪りません。 俺も見たい〜(自爆)

今年も遡上が始まっておりました。 
がんばれ〜! 熊に食われるなよ〜!

予想外に知床峠までの道はこれでもかって位に晴れていて、峠付近だけが霧に覆われてしまっておりました。 記念碑前で写真撮って、さて羅臼に向かうかと駐車場内を走り始めたら、あらら、又もいちnagaコンビに遭遇であります。 ま、同じようなコース取りしてるんで不思議なワケでもないんだけど、なんか引き寄せられてるのかな〜(汗)
さてさて、羅臼に下りて来まして、4年前から来たかったお店「いわみ」にやって参りました。
この店の一押しがハモ丼。 鰻、穴子のフワっとした食感とは違い、知床鱧をパリっと焼いて甘辛味に仕上げてあり
これまで食べたことの無い美味しさです。 さらに小鉢の昆布の煮付けの旨さと言ったら言葉では言い表せないほどです。

ハモ丼旨〜い! 羅臼昆布旨〜い!

同じ建物内で知床倶楽部という羅臼の情報センターも営んでおり、1ドリンクでPCが使えます。

何年か振りに北19号、開陽台にやって参りました。
が、空の模様がドス黒い雨雲に一面覆われており、いつドバ〜ッと降り出すか分からない状態なんで、景色をゆっくり堪能する余裕などありません。
せっかくの開陽台も写真撮って、そそくさと退散であります。

さて今日のお宿はどうしようかと思案であります。
雨の中テント泊は勘弁なんで、糠平の温泉ライハにでも行こうかと思ってましたが、さすがにそこまで濡れずに行くのは不可能なんで、近場で温泉宿にでも泊まってマッタリしようかと、とりあえず弟子屈方面へ・・

結局やって来たのは、5年前の北ツーで泊まったことのある摩周湖ユースホステル。
微かな記憶で、お風呂が天然温泉掛け流しだったはずなんですが
あれま〜、ただの塩素多め水道水循環湯でした(涙)

晩飯済ませて、談話室でクラシックをプシュっ!
無料インターネット有り、テレビ有り、風呂は入り放題・・・
キャンプ泊からすると夢のような快適さです!

暫くは幸せ気分に浸ってルンルンしておりましたが、何か変です・・
そう、人がまったく来ないんです。 泊まり客は何人か居るんだけど
誰も談話室に入って来ず、皆さん部屋の中に篭っちゃってるのです。

私それほど人相悪くないんですけど・・・

仕方ないんで、寂しくもそのまま焼酎お湯割りに突入し、気が付いたら談話室で一人でベロンベロン状態になっておりました・・・

はふ〜、寝よ・・

本日走行  343Km
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