9/17 5日目 晴れ

今朝は昨日に比べたらかなり暖かい朝を迎えました。
NHKラジオのニュースは、リーマンブラザーズ破綻絡みのニュースを延々と伝えてますが
ふと考えてみると、昨年のサブプライムローン問題発覚でドルの急落がおこったのは
北ツー2007で歌登でキャンプしてた時なんですよね。
私が北海道ツーリングに来ると、米国金融界に激震が走ってしまうのか!

などと、くだらんコト考えながらコーヒー淹れて、セイコマサンドイッチで朝食です。

本別静山公園キャンプ場
なかなか良いキャンプ場でありました。
必要最低限の設備は揃っており、正しい無料キャンプ場って感じです。
ま、一番よかったのは、キャンプしてる人がいたってコトですが・・

白糠に向けて気持ち良く392号線を走っていると、橋の脇看板に「鍛高橋」と目に入り
あれ、鍛高ってあの鍛高譚の鍛高かな〜? なんて考えながら走ってると、右手に赤紫蘇の畑が広がりました。

帰ってきてから調べたら、やっぱりこの紫蘇畑が鍛高譚の故郷となってました。
ちなみに余り広い面積じゃありませんでしたよ。
9時過ぎには道の駅しらぬか恋問に到着です。
白糠名物・この豚丼@1100円。 まだ食べたこと無いんで食べて見たいんですが
さすがに朝からこれはちょっとキツイんで、迷った末にパスいたしました。
釧路に入り、ちょいと小腹が減ってきたんで、結局吉野家で牛丼並食いました(自爆)

釧路市内走っていて、前を走っていたトラックに貼ってあるステッカーが
どこかで見たことあるけど、どこだったか思い出せず、うんうん唸ること3分。
思い出しました! ゆうみんさんの床屋でした。

厚岸の街が一望出来る、44号線沿いのパーキングで一服です。
厚岸に来るたびに、駅弁の牡蠣めしに挑戦しようかと思うんですが
生牡蠣、鍋の牡蠣が全然ダメだけど、牡蠣フライは大好きっていう
自分でも牡蠣が好きなのかキライなのかよく解らない状態なんで
いつも牡蠣めしパスしちゃうんです。

厚岸から道道123を暫く走ると、私の大好きな風景が始まります。
火散布沼では天然昆布が砂利の上で干されていて、濃厚な匂いが当たり一面覆っています。

琵琶瀬展望台から見る海側もいいんですが、湿原側も溜息でるような風景が広がってます。

霧多布岬にやって参りました。 お約束の霧であります。
と言っても、3回目にして初めての霧の霧多布岬で
これまでの2回はピーカンだったんで、話に聞く霧多布と
自分のイメージがかけ離れておりましたが
霧に霞む風景も、これはこれでイイもんですね。

アゼチ岬から市街地への近道の看板があったんで、細い坂を下りていくと
おお〜、こんなところに在ったんですか!小松牧場さん。

海からのミネラルをたっぷり吸った牧草で育った牛の牛乳は絶品だと
どこかで聞いた覚えがあったんで、迷わず1本@100購入です。
腰に左手を当て、正調スタイルで一気に飲み干しましたが
よく考えたら、私今腹壊してるのですね。 う〜ん、まあ美味しかったから良しとしましょう。

道道142、北太平洋シーサイドラインに入る前に
ちょいと気になるキャンプ場のMO-TTOかぜてをチェックであります。

ギミックのキャンプ場ガイドに書いてあった通り
確かにもの凄く綺麗ですが、テント張るには駐車場遠くて
ちょっと使いにくそうだし、場所も場所なんで余り利用者居ないだろうし
ここはビビりのよーへいさんには向いてないかな・・・

3年ぶりにX地点にやって参りましたが、相変わらず美しい風景が広がっております。
湿地の池の辺には馬が放牧されており、のんびり草を食む風景が以前と変らずありますが
4年前にココでV君がぶっ壊れた時は、ゆっくり眺めてる余裕は無かったな〜・・・

タバコ吹かしながら、4年前のことをつらつら思いだし
あの時は、きりたっぷ里のご主人がトラックで駆けつけてくれたけど
乗せる梯子もロープも無くて、結局2キロ近く坂道を押して
死ぬ寸前で辿り着いた乗馬クラブにバイク置かして貰って・・・

などと、道端でポカ〜ンと思いに耽っていると
馬に引かせたソリに乗るおっさんが、悠々と浜を疾走していきます。
何なんでしょう、浜に打ち上げられた昆布を集めてるんでしょうかね。

道道142号線。
やっぱりこの道最高に好きですね。
森、海、湿原が絡み合いながら次々と現れ
アップダウン、高速コーナー、ストレートと
風景も道も気持ちいいんですね。

ホント、走ったこと無い人は是非一度お試しあれ!

別海に入り、ちょっとはツーリング中にも教養の足しになる史跡を見てみようと
旅風ツーリングガイド道東デジタル版で予習してきた、奥行臼駅逓を見学であります。
が、誰もいない敷地内に入ってキョロキョロしてるうちに、また何か怖くなってきてしまい
そそくさと退散でありまする・・・(汗)
今日は洗濯したいんで、早くも3時前には別海のふれあいキャンプ場に落ち着きます。
管理人のおばちゃんが、平日で空いてるんで本当は乗り入れ禁止の東屋のところに
バイク停めてイイよっと言ってくれるんで、お言葉に甘えて管理棟近くのイイ場所確保です。。

キャンプ場の洗濯機にパンツ、Tシャツ、靴下をぶち込んで
さあさあ、ちょいと早いけど夕飯に出かけましょう。
やって来たのは、ポークチャップで有名なレストラン・ロマン
ここの名物メニューのポークチャップは、なんと700gの豚ロース肉のステーキでありますが
とても食えるワケもなく、ミニサイズの400gでも腹の具合考えるとヤバそうなんで
普通に生姜焼き定食頼みましたけど、これで1400円って、ちょっと強気の商売な気もしますですな。
今回のツーリングでは、V君で林道にガタガタと入って行ってますんで
当然ながら埃でホイールもこんな状態になってしまってます。
ホクレン別海SSの裏にコイン洗車場があったんで、200円で15分間の高圧洗浄であります。

さすが高圧洗浄機ですね〜
ブラシ使わなくても、かなり綺麗に汚れが落ちました。
なんだか、V君見違えるようになって新車のようです。
(乾いたら、やっぱ4年落ちなりでしたが・・・)

キャンプ場から歩いて3分の温泉でまったりしまくり
陽が落ちてからは、ラジオ聞きながら焼酎お湯割りです。

このキャンプ場は設備、清潔さ、温泉の近さ等々条件揃ってるんで
内地から来ているリタイア組のキャンパーが大勢いて
寂しさ微塵も感じない、私にとってはベストな環境のキャンプ場です。

寂しくないのはイイんですが、夜7時半くらいから
キャンプ場隣にある2ケ所のグラウンドで草野球が始まり
煌々と明るい照明が容赦なくキャンプ場を照らすんですね。

更にバッターが打つと、当然カキ〜ンとイイ音がし
そのうち試合が白熱してるのか、「バッチ!バッチ〜」とか
「お〜ら、ピッチャーびびってるぞ〜」等々ベンチからの声が響き

んん〜ん、なんか北海道のキャンプ場にいる感覚じゃないな〜
と、思いつつも私にとっては有難い存在であるのは間違いなく
結局、試合終了の9時半近くまで焼酎お湯割りで付き合って
照明が消えたのを合図に、私も寝ることにします。

本日走行:293Km